足つぼ刺激で蓄積された疲労をリセット

 足の裏には約70ものツボが集まっていて、これらのツボが内臓や体の各パーツに対応しています。大きな区分けとしては、両足とも親指が人の頭にあたり、土踏まず周辺が心臓や胃、肝臓にあたり、かかとが人のお尻に対応しています。まさに足裏は、人体をそのまま投影しているといっていいでしょう。そのため、足ツボを刺激するだけで体全体を改善したり強化したりすることができるわけです。
 ツボ療法は、誰もが持っている自然治癒力を高めて正常で健康な状態に戻すことを目的にした治療法です。当然、一人一人の体質が違えば、効果の度合いも違います。つまり、あなたの体のペースにあわせてジワジワと効いていくということです。繰り返しおこなうことで、体が本来持っている治癒力を高めて体質そのものを改善および強化することができます。是非とも、ツボをあなたの健康維持に役立ててくださいね。

足つぼ刺激の注意点

 足裏刺激(足つぼ)は内臓に働きかけて、体全体の調子をよくする効果があります。しかし体の状態によっては刺激が強すぎて、悪い影響を与えることもあるので要注意です。
 子供や妊婦、お年寄りは少しの刺激でも過剰に反応してしまうので、弱くやさしく押し揉むようにします。妊婦の場合、足裏刺激することでお産を軽くすることができます。
 また足裏刺激を行ってはいけないのは、酔っている人や足を骨折(捻挫やけが含む)している人、伝染病に罹っている人などです。腎臓や心臓が悪い人は、強い刺激でショックを受けると命にかかわる危険がありますので充分ご注意ください。具合が悪い場合は、軽い刺激であってもおこなわない方がよいです。また疲労がたまっている場合も、ショックでかえって疲れが増すことがありますので避けたほうが賢明です。


足つぼの好転反応

1.筋肉の緊張をほぐす効果
 筋肉が緊張している状態では、筋肉中に老廃物がたまってしまい、これらがだるさや痛みを引き起こす引き金となってしまう。こうした筋肉の緊張状態をほぐして身体の変調を調整する。
2.血液・リンパ液の循環を活発にする
 筋肉をはじめとして、皮下の血液やリンパの流れをよくすることにより、身体のすみずみまで栄養物をゆきわたらせることができる。
 痛みやだるさの原因となっている老廃物が取り除かれることによって細胞が活性化され、細胞本来の働きができるようになる。
3.神経や内分泌の働きを良くする
 神経が高ぶっている時には機能を鎮静させて、神経の働きが低下しているときに逆に高めるように作用する。
4.内臓の働きを調整する(消化器・呼吸器・泌尿器系の器官を調節)
 ツボ刺激をした部分だけでなくて特定の内臓にも刺激を与えることによって、正常に動くように調整する効果がある。
 胃や小腸などの消化器の運動・分泌機能が低下している場合、ツボ刺激を行うとその機能を高めることができる。呼吸器や泌尿器についても換気量や利尿・排尿機能の調節を行う効果がある。
5.体調を整える。
 人間の身体には、いつもベストの状態を保とうとする恒常性保持機能がある。ツボ刺激などによって刺激を与えることにより、恒常性保持機能を高めて全身の調子を良くする効果がある。



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